内側から輝く美しさへ。1日3杯のコーヒーがシミも皮膚がんも予防する

気になるシミ、年齢を重ねるごとに増えていく気がしませんか。

シミは、紫外線などの刺激によってメラノサイトが活性化し、メラニンが過剰に生成されることでできます。通常、メラニンはターンオーバーによって排出されますが、加齢や生活習慣の乱れなどでターンオーバーが滞ると、メラニンが沈着してシミとなってしまうのです。

科学が証明!コーヒーがシミを防ぐ理由

近年、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸に、シミの予防効果があることがわかってきました。クロロゲン酸は、強力な抗酸化作用を持ち、メラニンの生成を抑制する働きがあるのです。

神戸大学の研究グループによると、クロロゲン酸はメラニンの生成を抑制するだけでなく、メラニンが角化細胞に取り込まれるのを30%も減らすという驚きの結果も報告されています。

シミ予防に効果的なコーヒー選び方

シミ予防にコーヒーは有効ですが、砂糖やミルクをたくさん入れると、糖化が進み、肌の老化を促進する可能性があるので、ブラックで飲むか、少量に留めるのがおすすめです。

また、浅煎りのコーヒー豆はクロロゲン酸を多く含んでいると言われているので、シミ予防を目的とするなら浅煎りのコーヒーを選びましょう。

1日3杯のコーヒーで皮膚がんを予防

シミは多くの場合、美容上の問題として捉えられますが、皮膚がんとなると健康リスクとなります。皮膚がんはシミと同様に紫外線を主な原因とする病気で、放置すると、皮膚だけでなく筋肉や骨まで広がり、さらに他の臓器に転移した場合は死にいたる可能性があります。

シミだけじゃない!紫外線が原因の皮膚がんリスクも低下

複数の研究によって、コーヒーの摂取が太陽の紫外線を原因とする皮膚細胞へのダメージを軽減し、皮膚がんのリスクを低下させる可能性があることがわかっています。

基底細胞がんリスクの低下

米ハーバード大学医学部は、コーヒーを飲むことで皮膚がんの一つである基底細胞がんのリスクが低下するとの結果が発表しました。また、米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院と米ハーバード公衆衛生大学院の研究チームは、カフェイン入りコーヒーを1日に3杯以上飲んでいた女性の基底細胞がん(BCC)発症リスクが、月に1杯程度の女性より20%低かったと発表しています。

メラノーマリスクの低下

米国国立衛生研究所と全米退職者協会の共同研究では、コーヒーを1日にカップ1~3杯飲む人々は、まったく飲まない人々と比べてメラノーマのリスクが約10%低く、4杯以上飲む人々はリスクが約20%低かったと発表しています。メラノーマは皮膚がんの中でも他の部位に転移する可能性が高いと言われており、この結果は注目に値します。

非黒色腫皮膚がんへの効果

米ラトガース大が行った実験では、最も一般的な皮膚がんである非黒色腫皮膚がんを回避できる可能性を示しました。これは、カフェイン入りコーヒーを適度に飲むだけでなく、皮膚にコーヒーを塗った場合でも、皮膚がん予防に役立つ可能性を示唆する興味深い結果でした。

コーヒーを生活に取り入れて、内側から美しく

コーヒーは私たちの生活に身近な飲み物ですが、シミ予防だけでなく皮膚がん予防にも役立つ事がわかってきています。毎日のコーヒータイムが、あなたの肌の健康をサポートしてくれるかもしれません。

ただし皮膚に気になる症状がある場合は、自己判断せずに皮膚科を受診するようにしましょう。